おすすめモバイルWi-Fi料金比較:通信量無制限のプランを中心に紹介―ルーターの価格やWiMAX2+・ワイモバイルのポケットWi-Fiなどについて
ここでは、モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)について、使い放題のプランを優先して、各サービスの価格や内容を比較・紹介する。 携帯電話キャリアのサービスと同じく、契約内容が複雑で実際の費用がどれほどなのか非常に難解なので、税込価格を計算しながらできるだけわかりやすく解説していく。 モバイルWi-Fiとは ポケットWi-Fi(ワイファイ)とも呼ばれる、どこでもWi-Fiが利用できるサービス。 モバイルWi-Fiルーターの端末を持ち歩けば携帯電話回線と同じように使えて、通信速度もLTEと遜色ない。 モバイルと名はついているもののあくまでWi-Fiなので、スマートフォン(スマホ)だけでなくノートPCや携帯ゲーム機も、もちろん接続可能。 ただし、LTEと比べると接続可能エリアが狭く、また地下などでは接続しづらいこともある。 元々、UQコミュニケーションズのWiMAXとワイモバイルのポケットWi-Fiが主流だった。 しかし2019年12月現在、モバイルWi-Fiの代名詞ともなったポケットWi-Fiの受付は行われていない。 そして今のところ、携帯キャリア大手のドコモはモバイルWi-Fiのサービスを行っていない。 WiMAX 本来は、Wi-Fiの通信規格のひとつ。 それをモバイルWi-Fiに利用したサービスが、UQコミュニケーションズのWiMAXになる。 同社などは現在の規格を「WiMAX 2+」と称しているが、国際規格としてはWiMAX 2.1のこと。 公式サイトの価格表示に要注意 各サービスで自社の価格を大々的にアピールしているが、それらはほぼすべて最初の1か月・2か月の税抜割引料金でしかない。 注目すべきは2~3年間の割引価格と、その後の最終価格ということになる。 なお、本稿では数か月や1年間といった短い期間の割引料金は、特に長く使いつづけるユーザーにとってはあまり意味がなく、場合によってはその料金が基準であるかのような誤解を生んでしまうリスクがあるため省略してある。 ユニバーサルサービス使用料 ほとんどのサービスが携帯電話回線を利用しているので、その利用の場合と同じくユニバーサルサービス使用料が必要になる。 ユニバーサルサービス制度とは、電話回線の全国的な維持のために必要な費用をみんなで負担するもの。 ただ、この料金が全体のサービス料金に含まれるかどうか、公式サイトの情報では非常にわかりづらい。 本稿では